外壁塗装の塗料ランク完全ガイド|無機・フッ素・シリコンの違いと人気メーカー比較‼︎

目次

はじめに

外壁塗装を検討する際、最も悩むのが「塗料選び」です。
「高い塗料は本当に良いのか?」「シリコンとラジカル、どっちがお得?」
そんな疑問を解消するために、今回は全6ランクの塗料をプロの視点で徹底比較しました。

この記事を読めば、あなたのライフプランに最適な塗料がきっと見つかります‼︎

1. 【一覧表】塗料ランク別の耐用年数と費用感

まず、主要な6種類の塗料を比較表にまとめてみました💁

塗料グレード耐用年数コスト(㎡単価)メンテナンス推奨度
無機約20〜25年4,500〜5,500円★★★★★(究極の耐久性)
フッ素約15〜20年3,800〜4,800円★★★★☆(商業施設や長期維持に)
ラジカル制御約14〜16年2,500〜3,200円★★★★★(今、一番人気!)
シリコン約7〜10年2,300〜3,000円★★★★☆(迷ったらこれ、定番)
ウレタン約5〜7年1,800〜2,200円★★☆☆☆(細かい付帯部向き)
アクリル約3〜5年1,000〜1,500円★☆☆☆☆(一時的な保護向き)

2. 各塗料の徹底解説:特徴・メリット・デメリット

① アクリル塗料:手軽さはNO.1

最も古い歴史を持つ、安価な塗料です。

  • メリット: 価格が非常に安く、カラーバリエーションが豊富。
  • デメリット: 紫外線に弱く、数年でひび割れや色褪せが起きやすい。
  • プロの視点: 現在、一般住宅の外壁塗装で使われることはほぼありません。短期所有の物件や、こまめに色を変えたい店舗などに限定されます。

② ウレタン塗料:密着性に優れた万能型

柔らかい塗膜が特徴の塗料です。

  • メリット: 塗膜が柔軟で下地の動きに追従しやすく、密着性が高い。
  • デメリット: シリコンに比べると耐久性が低く、光沢の保持力も弱い。
  • プロの視点: 外壁全体というよりは、「雨どい」や「鉄部」など、動きや複雑な形状がある付帯部の塗装に適しています。

③ シリコン塗料:コストと性能のベストバランス

戸建て住宅で最も実績のある、現在の「標準」ランクです。

  • メリット: 汚れにくく、耐候性と価格のバランスが非常に優れている。
  • デメリット: 15年以上の超長期的な保護には不向き。
  • プロの視点: 「失敗したくない」という方にとっての最適解。製品数が多いため、信頼できる大手メーカー品を選ぶのがコツです。

④ ラジカル制御型塗料:次世代のスタンダー

塗膜を破壊する「ラジカル」という因子の発生を抑える最新技術です。

  • メリット: シリコンと同等の価格帯ながら、耐久性はシリコン以上。
  • デメリット: 発売から10年程度のため、20年以上の実働データはこれからの段階。
  • プロの視点: 現在、最もコストパフォーマンスが高い塗料です。シリコンを検討中なら、迷わずラジカルをおすすめします。

⑤ フッ素塗料:高層ビルでも採用される信頼性

「六本木ヒルズ」や「東京スカイツリー」などの大型施設にも使われる高級塗料です。

  • メリット: 圧倒的な耐候性と低汚染性。非常に硬い塗膜で家を守ります。
  • デメリット: 塗膜が硬いため、下地が動くとひび割れ(クラック)しやすい。
  • プロの視点: 「次の塗り替えを20年先に延ばしたい」という方、メンテナンスの手間を極限まで減らしたい方に向いています。

⑥ 無機塗料:究極の超低汚染・高耐久

ガラスや石などの「無機物」を配合した、現時点で最高ランクの塗料です。

  • メリット: 燃えにくく、コケ・カビが発生しにくい。30年近く美観を保つことも可能。
  • デメリット: 初期費用が最も高い。職人の施工技術によって仕上がりに差が出る。
  • プロの視点: 「これが一生で最後の塗装にしたい」という長期的な資産価値を重視するオーナー様に最適です。

3. シェアの高い塗料メーカー

一般戸建て住宅の外壁塗装でのシェアが高い塗料メーカー6選

外壁塗装の品質は、職人の施工技術だけでなく、使用する塗料メーカーの技術力や製品開発力にも大きく左右されます。
現在、日本の戸建て住宅の外壁塗装市場では、耐候性・低汚染性・コストバランス・施工性などの観点から、
特定のメーカー製品が高いシェアを占めています。
ここでは、施工店・同業者・材料商社の流通実績などを総合的に見ても評価の高い、
戸建て外壁塗装で実際に採用されることの多い代表メーカー6社を解説します。

日本ペイント株式会社

(国内最大手・住宅塗装のスタンダードメーカー)

国内塗料業界最大手であり、戸建て住宅の外壁塗装では最も採用率が高いメーカーの一つです。

「パーフェクトトップ」「ファインSi」「グランセラシリーズ」など、ラジカル制御・シリコン・無機といった主流グレードを幅広く展開し、施工店・職人・材料店すべてからの信頼が厚いのが特徴です。

・国内流通量トップクラス
・製品ラインナップが豊富
・改修塗装のノウハウ蓄積が多い
・公共施設・大型建築でも実績多数

戸建て住宅塗装では事実上の業界基準メーカーと言えます。


関西ペイント株式会社

(高耐候技術に強い総合塗料メーカー)

日本ペイントと並ぶ国内トップメーカーで、住宅から大型施設まで幅広い実績があります。

特に「アレスダイナミックTOP」シリーズは、ラジカル制御技術による高耐候性と施工性の良さから、現在の戸建て塗装市場で非常に高い採用率を誇ります。

・紫外線劣化対策技術に強み
・高耐候・高密着設計
・全国の塗装店採用率が高い
・住宅〜公共建築まで実績豊富

耐久性を重視する改修工事では特に選ばれやすいメーカーです。


エスケー化研株式会社

(住宅外壁改修市場で圧倒的存在感)

エスケー化研は、住宅改修市場における材料供給量が非常に多いメーカーで、実際の外壁塗装現場では遭遇率の高いブランドです。

「プレミアムシリコン」「クリーンマイルドシリーズ」など、低汚染・防カビ・高耐候塗料に強みがあります。

・戸建て改修市場での流通量が多い
・コストと性能のバランスが良い
・下地調整材・仕上げ材の一貫供給が可能
・施工システムの信頼性が高い

実務では「SK指定」で工事が進む現場も多い、信頼性の高いメーカーです。


アステックペイントジャパン

(住宅塗装専門ブランドとして急成長)

近年、住宅塗装市場で急速にシェアを伸ばしているメーカーです。

特に超低汚染塗料・遮熱塗料・高耐候無機系塗料に強く、戸建て塗装専門店での採用が増えています。

・住宅塗装特化ブランド
・高耐候・低汚染性能に強い
・遮熱塗料のラインナップが豊富
・施工店サポート体制が強い

近年の戸建てリフォーム市場では無視できない存在となっています。


菊水化学工業株式会社

(下地から仕上げまで対応できる総合仕上材メーカー)

菊水化学は、塗料だけでなく下地材・仕上げ材までトータルで提案できるメーカーです。

モルタル外壁や改修工事に強く、公共建築物でも採用実績が多いことから、信頼性の高いブランドとして知られています。

・下地調整から仕上げまで対応
・改修工事に強い
・公共工事実績が豊富
・高耐候製品も展開

改修工事を多く手がける施工店から評価が高いメーカーです。


ロックペイント株式会社

(建築から自動車補修まで手がける老舗メーカー)

ロックペイントは、自動車補修塗料でも知られる老舗メーカーで、建築塗料分野でも安定したシェアを持っています。

外壁塗料では、低汚染性や施工性の良さを重視した製品が評価されています。

・老舗ブランドの安心感
・建築・工業・車両塗料の総合メーカー
・安定した品質
・全国での施工実績あり

地域によっては高い採用率を持つメーカーです。


プロ視点での総まとめ(業界実情)

現在の戸建て外壁塗装市場では、

・日本ペイント
・関西ペイント
・エスケー化研

この3社が全国シェアの中心であり、

そこに

・アステックペイント
・菊水化学
・ロックペイント

といったメーカーが続く構図となっています。

4. まとめ:あなたにぴったりの塗料はどれ?

塗料選びは「1回の工事費」だけでなく、「その家にあと何年住むか」という
ライフサイクルコストで考えるのが正解です。

  • あと10年ほど住む、または売却予定 ⇒ シリコン・ラジカル
  • 20年以上、家族で大切に住み続けたい ⇒ フッ素・無機
  • コストを抑えつつ最新の性能を手に入れたい ⇒ ラジカル

プロからのアドバイス
どんなに高級な「無機塗料」を選んでも、下地調整(洗浄やひび割れ補修)が不十分だと数年で剥がれてしまいます。塗料のランクだけでなく、「誰が丁寧に塗るか」という施工品質もセットで検討しましょう。

無料診断・お見積りはこちら

「我が家の外壁にはどのランクが合うの?」とお悩みの方は、
現場調査に基づき、最適なプランをご提案いたします。

是非一度、住まい修繕本舗さいたまへお気軽にお問い合わせ下さい‼︎

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